七十七銀行カードローンを利用していて、「今月は返済用口座にお金を入れられない」「毎月返しているのに借入残高が減らない」と悩んでいませんか。
七十七銀行の「77カードローン」は毎月5日が約定返済日で、前月末の借入残高に応じた金額を普通預金口座から自動振替する仕組みです。ATMや窓口から随時返済することもできます。
ただし、この記事で特に注目したいのは「何日滞納するとどうなるか」だけではありません。
借金問題では、返済日前の家計に何が起きているかを見ることが大切です。「5日の返済に間に合ったから大丈夫」と考えていても、返済した結果として生活費を借りているなら、家計そのものは改善していません。
そこで今回は、これまでの記事とは異なり、**「返済日の7日前→3日前→前日→返済日後→自力返済が難しい段階」**という時間軸で、七十七銀行カードローンが返せないときに取るべき行動を解説します。
返済日の7日前|まず「5日に払えるか」ではなく翌月も払えるかを考える
七十七銀行カードローンの返済が苦しくなったとき、最初に確認したいのは次回の返済額です。
ただし、それだけでは十分ではありません。
「今回だけ払えるか」ではなく、今回払ったあとも借金せずに生活でき、翌月の返済も続けられるかまで考えてください。
77カードローンでは、毎月5日(銀行休業日の場合は翌営業日)に、前月末日の借入残高に応じた金額を返済します。
返済額は次のとおりです。
| 前月末日の借入残高 | 毎月の約定返済額 |
|---|---|
| 5,000円超30万円以下 | 5,000円 |
| 30万円超50万円以下 | 10,000円 |
| 50万円超80万円以下 | 15,000円 |
| 80万円超100万円以下 | 20,000円 |
| 100万円超150万円以下 | 25,000円 |
| 150万円超300万円以下 | 30,000円 |
毎月の約定返済日の借越残高が5,000円以下の場合は、所定の借越残高を返済します。
たとえば、前月末の借入残高が70万円なら、毎月の約定返済額は15,000円です。
「15,000円なら払える」と感じるかもしれません。
しかし、本当に確認したいのはその先です。
返済したあとの残金を計算すると危険度が分かる
返済できるか判断するときには、次の計算をしてみてください。
給料などの手取り収入-生活に必要なお金-借金返済額=返済後に残るお金
たとえば次の家計を考えてみましょう。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 手取り収入 | 250,000円 |
| 家賃 | 75,000円 |
| 食費 | 45,000円 |
| 水道光熱費 | 20,000円 |
| 通信費 | 10,000円 |
| 保険・交通費等 | 40,000円 |
| 他社への返済 | 45,000円 |
| 七十七銀行への返済 | 15,000円 |
| 残額 | 0円 |
この家計では七十七銀行への15,000円を払えます。
しかし、返済後の残金は0円です。
病院へ行く、家電が壊れる、冠婚葬祭があるなど予定外の支出が発生すると、再びカードローンを使わなければ生活できなくなる可能性があります。
つまり、
「返済日に払えた=返済能力に問題がない」
とは限りません。
返済日の3日前|新しく借りないと払えないなら要注意
返済日が近づいてくると、
「あと1万円足りない」
「消費者金融から借りれば間に合う」
「クレジットカードのキャッシングで返そう」
と考えてしまうことがあります。
ここが大きな分岐点です。
返済資金を借りると借金が横移動するだけ
七十七銀行へ15,000円返すため、別のカードローンから15,000円を借りたとします。
七十七銀行への返済は完了します。
しかし、新しく借りた15,000円は別の会社へ返さなければなりません。
つまり、
借金15,000円→返済15,000円
と動いただけです。
借金問題が解決したわけではありません。
法テラスも、借金返済のために借金を重ねる状態を「多重債務」と説明しており、返済に無理が生じている場合には早急に債務整理を行う必要があると案内しています。
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「借りて返す」が始まったら借入件数より家計赤字を見る
借金が何社あれば危険なのかを気にする人もいます。
しかし、
「3社なら債務整理すべき」
「100万円を超えたら自己破産」
といった一律の線引きはできません。
重要なのは、借金しないと毎月の家計が成立しない状態になっていないかです。
たとえば、
給料日
↓
カードローン返済
↓
家賃・光熱費支払い
↓
現金不足
↓
カードローン借入れ
↓
給料日
↓
カードローン返済
という循環になっていないでしょうか。
このサイクルが続いている場合、返済日を守れていても、家計としてはすでに借金への依存度が高くなっています。
返済日前日|口座残高が足りないと分かったら放置しない
七十七銀行のカードローンについては毎月5日が返済日で、休祝日の場合は翌営業日に引き落とされます。
返済用口座の残高が足りないことが分かったら、そのまま放置するのではなく、銀行へ現在の返済方法や対応について確認することを検討しましょう。
「連絡しなければ何とかなる」という問題ではありません。
特に、
- 今月だけ足りない
- 給料日とのズレで払えない
- すでに口座残高が不足している
- 今後も通常返済が難しい
など、状況によって確認したい内容は変わります。
相談したからといって、必ず返済条件を変更してもらえるわけではありませんが、放置するより早めに状況を確認することが重要です。
返済日に払えなかった|「もう終わり」と考える前に状況を整理する
実際に返済できなかったとしても、パニックになって高金利の借入先を探すことは避けましょう。
まず、
- いくら未払いなのか
- いつなら資金を用意できるのか
- 他にも延滞している借金があるのか
- 来月以降は通常返済へ戻れるのか
を確認します。
七十七銀行の規定では、返済用預金口座への入金が遅れた場合、入金後に銀行が返済へ充当できる旨が定められています。
実際の取り扱いや必要額については銀行へ確認してください。
滞納したときに怖いのは「翌月も払えない」状態
1回の返済ができなかった人が特に注意したいのは、翌月です。
たとえば今月15,000円を返済できなかったとします。
翌月になれば生活費がリセットされるわけではありません。
家賃や食費、公共料金などは翌月も必要です。
さらに他社借入れがあれば、その返済も続きます。
そのため、
今月の延滞分+翌月の支出
によって、さらに家計が厳しくなる可能性があります。
「次の給料が入れば全部解決する」と思う前に、給料から翌月の生活費を差し引いて、本当に返済できるのか計算しましょう。
返済後すぐ借り直す人は「実質返済額」を計算しよう
七十七銀行では、毎月の約定返済とは別にATMまたは窓口から随時返済することもできます。
家計に余裕がある人なら、随時返済によって借入残高を早めに減らしていく方法も考えられます。
しかし、追加返済をする前に確認したい数字があります。
それが実質返済額です。
たとえば、
今月返済した金額:30,000円
今月新しく借りた金額:25,000円
なら、
30,000円-25,000円=5,000円
です。
単純化した例ですが、「3万円返した」という感覚よりも、実際には借入残高を大きく減らせていないことが分かります。
こんな状態なら追加返済を急がない
次のような人は、無理な随時返済より家計改善を優先したほうがよいでしょう。
- 預金がほとんどない
- 給料日前に必ず借りる
- 食費をカードローンで補っている
- 公共料金をクレジットカードで先送りしている
- 追加返済後にまた借りる
- 税金や社会保険料を滞納している
返済のために生活そのものが維持できなくなるのは本末転倒です。
1社だけ見ない|借金の「総返済額」を調べる
七十七銀行カードローンが返せなくなると、七十七銀行の借入残高だけを気にしてしまいます。
しかし、本当に見るべきなのは全債務です。
次のような借金がないか確認してください。
- 七十七銀行カードローン
- 他行カードローン
- 消費者金融
- クレジットカードのキャッシング
- ショッピングリボ
- フリーローン
- その他の借入れ
たとえば、
| 借入先 | 借入残高 | 毎月返済 |
|---|---|---|
| 七十七銀行 | 70万円 | 15,000円 |
| 消費者金融A | 60万円 | 20,000円 |
| 銀行B | 40万円 | 10,000円 |
| リボ払い | 50万円 | 15,000円 |
| 合計 | 220万円 | 60,000円 |
※金額は説明用の例です。
七十七銀行への返済だけなら15,000円です。
しかし、借金全体では毎月6万円を支払っています。
債務整理が必要か判断するときは、1社ではなく借金全体を見ることが非常に重要です。
「借金総額」より重要な返済余力を計算する
次に、毎月いくらなら返済できるのかを確認します。
考え方はシンプルです。
手取り収入-最低限必要な生活費=借金返済に回せる金額
たとえば、
手取り:28万円
最低限必要な生活費:23万円
なら、返済余力は5万円です。
しかし借金全体の毎月返済額が7万円なら、毎月2万円不足します。
この2万円をカードローンから借りているのであれば、
毎月2万円ずつ資金不足を借金で補っている
ことになります。
節約によって2万円以上改善できるなら、自力返済へ戻れる可能性があります。
しかし、すでに最低限の生活費まで削っているのであれば、返済方法そのものを見直す必要があるでしょう。
滞納が続くと信用情報への影響も考える必要がある
銀行カードローンの返済を長期間放置する場合、信用情報への影響についても理解しておく必要があります。
銀行ローン等の信用情報を扱う全国銀行個人信用情報センターでは、契約内容や返済状況などが登録されます。
そのため、「何日なら遅れても絶対に大丈夫」と自己判断するのは避けたほうがよいでしょう。
また、信用情報を心配するあまり、別のカードローンから借りて返済を続けることもおすすめできません。
信用情報だけではなく、借金を完済できる家計へ戻れるかという視点で判断する必要があります。
滞納を長期間放置すると一括返済を求められる可能性もある
カードローンでは、契約上の返済を続けることによって分割で返済できています。
しかし、一定の契約上の事由が発生すると「期限の利益」を失い、残債務について一括返済を求められる可能性があります。
七十七銀行のローン約款でも、返済を遅延し、書面による督促後も所定の返済がなされない場合に、債務全額について期限の利益を失う旨が定められているローンがあります。
実際に77カードローンへ適用される条件については、契約している商品の規定を確認する必要があります。
重要なのは、
「滞納しても、そのうち払えばいい」
と長期間放置しないことです。
保証会社が払ってくれても借金が消えるわけではない
77カードローンでは保証会社が設定されています。七十七銀行の現行商品ページでは、保証人は不要で、保証会社による保証を利用する仕組みが案内されています。
銀行カードローンでは、延滞等によって保証会社が銀行へ代位弁済した場合でも、利用者の借金が帳消しになるわけではありません。
保証会社が銀行へ支払った後は、保証会社から返済を求められる仕組みとなります。
「保証会社があるから払えなくても大丈夫」という意味ではないため注意しましょう。
自力返済できる人と債務整理を考えたほうがよい人の違い
ここまで確認したら、次は自力返済を続けるか、債務整理を検討するかを判断します。
自力返済を続けられる可能性がある人
たとえば、
- 今回だけ一時的に資金不足になった
- 翌月以降は通常返済へ戻れる
- 他社から借りて返済していない
- 返済後も生活費が十分残る
- 借入残高が継続的に減っている
- 完済時期を把握できている
という人です。
この場合には、支出を見直しながら返済を続けられる可能性があります。
債務整理を検討したい人
反対に、
- 返済すると生活費が足りない
- 返済後すぐに借り直している
- 他社借入れで七十七銀行へ返済している
- 複数社への返済で給料の大部分がなくなる
- 借入限度額近くまで利用している
- リボ払いも増えている
- 借金総額が分からない
- 毎月返しているのに残高が減らない
- すでに複数回延滞している
- 今の収入では完済時期が見えない
という人は、債務整理を検討する意味があります。
債務整理は借金を「返せる形」に組み直すための方法
債務整理と聞くと、
「自己破産してすべてを失う」
というイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、債務整理には複数の方法があります。
法テラスでは、主な債務整理として次の4種類を案内しています。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| 任意整理 | 債権者と交渉して返済条件を調整する |
| 個人再生 | 裁判所を利用し、一定額を返済して残りの債務の免除を目指す |
| 自己破産 | 支払不能の場合に免責を目指す |
| 特定調停 | 裁判所を介して返済条件について話し合う |
どれを選ぶかは、借金額だけでは決まりません。
収入、生活費、財産、住宅、家族構成などによって適した方法が変わります。
任意整理|収入はあるが現在の返済条件では苦しい場合
毎月一定の収入があり、返済条件を見直せば支払いを継続できそうな場合には、任意整理が候補になります。
法テラスでは任意整理について、弁護士や司法書士などに債権者との交渉を依頼し、債務額を確定させたうえで、支払い可能な毎月の返済額について合意して返済する方法と説明しています。
ただし、
「任意整理=必ず借金が半分になる」
という制度ではありません。
元金が必ず減額されるわけでもありません。
交渉結果は債権者や契約内容などによって異なるため、専門家へ相談して返済シミュレーションを確認しましょう。
個人再生|任意整理では返済しきれない場合
借金総額が大きく、任意整理で返済条件を見直しても完済が難しい場合には、個人再生を検討することがあります。
個人再生は裁判所を利用し、一定額を返済したうえで、残りの債務の免除を目指す手続きです。
「借金を圧縮できれば返済を続けられる」という人にとって、検討対象になる可能性があります。
ただし、実際にどの程度返済することになるかは債務額や財産状況などによって異なります。
自己破産|生活費を除くと返済余力がほとんどない場合
収入から最低限必要な生活費を差し引いた結果、借金返済へ回せる金額がほとんどない場合には、任意整理による返済そのものが難しい可能性があります。
この場合は自己破産を検討することがあります。
法テラスでは、破産手続きを「債務が払えない状態である場合に、債務を免除してもらうことを目的とした裁判所における手続」と説明しています。
ただし、申立てをしただけですべての支払義務が自動的になくなるわけではありません。
税金や養育費など免責されない債務もあるため、個別の状況を専門家へ確認する必要があります。
七十七銀行カードローンを債務整理するときは預金口座も確認する
銀行カードローンを債務整理する場合には、カードローンだけではなく、その銀行の預金口座をどのように使っているかも確認しておきましょう。
たとえば七十七銀行の口座を、
- 給与振込
- 年金受取
- 家賃
- 水道光熱費
- 携帯電話料金
- クレジットカード代金
- 保険料
などに利用している人もいるでしょう。
銀行カードローンの債務整理では、預金口座や保証会社との関係を確認しておいたほうがよい場合があります。
債務整理を始める前に、七十七銀行口座を生活口座として使っていることを弁護士などへ伝えてください。
自己判断で資金を動かすのではなく、専門家から具体的な指示を受けるほうが安全です。
債務整理を相談するなら「借金一覧」を作っておこう
弁護士や司法書士へ相談する前に、完璧な資料を作る必要はありません。
ただ、借金の全体像が分かると相談がスムーズです。
最低限、次の内容を書き出してみましょう。
- 七十七銀行の借入残高
- 毎月の返済額
- 他社カードローン残高
- 消費者金融の残高
- リボ払い残高
- キャッシング残高
- 延滞している借金
- 毎月の手取り収入
- 家賃
- 毎月の生活費
- 預貯金
- 自動車・不動産などの財産
「正確な残高が分からないから相談できない」と考えて先延ばしする必要はありません。
分かる範囲から整理してください。
七十七銀行カードローンが返済できないときによくある質問
七十七銀行カードローンの返済日はいつ?
77カードローンでは、毎月5日が約定返済日です。5日が銀行休業日の場合は翌営業日となります。
借入残高50万円なら返済額はいくら?
前月末日の借入残高が30万円超50万円以下の場合、毎月の約定返済額は10,000円です。
50万円超80万円以下なら15,000円になります。
ATMから追加返済できる?
七十七銀行は、カードローンについてATMから随時返済できると案内しています。
ただし、追加返済した結果として生活費が不足し、再び借りるのであれば、無理な追加返済は避けたほうがよいでしょう。
返済が遅れそうなら別のカードローンから借りてもいい?
おすすめできません。
借金返済のために新しい借金を作ると、返済先が増え、家計管理がさらに難しくなる可能性があります。
法テラスも、借金返済のために借金を重ね、返済に無理がある状態では早急な債務整理が必要になると案内しています。
まだ滞納していなくても債務整理を相談できる?
できます。
「返済すると生活費がなくなる」「毎月借り直している」「他社から借りないと返済できない」という状態なら、実際に延滞するまで待つ必要はありません。
むしろ借金がさらに増える前に、任意整理などを含めて今後の返済方法を確認する意味があります。
まとめ|七十七銀行カードローンが返せないなら「5日の返済」だけを見ない
七十七銀行の77カードローンでは、毎月5日(銀行休業日の場合は翌営業日)に前月末日の借入残高に応じた金額を返済します。ATMや窓口から随時返済することも可能です。
返済が苦しくなったとき、多くの人は、
「次の5日までにどうやってお金を用意するか」
を考えます。
しかし、本当に確認すべきなのは、その先です。
5日の返済をしたあとに生活費は残るでしょうか。
翌月も新しく借りずに返済できるでしょうか。
半年後には借入残高が減っているでしょうか。
もし、
返済→生活費不足→借入れ→返済
という循環になっているなら、次の返済日を乗り切るだけでは借金問題は解決しません。
特に、他社から借りなければ七十七銀行へ返済できない状態になっている場合には、新しい借入先を探すより、債務整理を含めて借金全体を見直すことが重要です。
法テラスでは、債務整理の方法として任意整理・破産手続・個人再生・特定調停を案内しています。どの方法が適しているかは、債務総額や収入、資産などによって異なります。
七十七銀行カードローンを現在の収入では無理なく完済できそうにないなら、実際に長期滞納して状況が悪化する前に、弁護士・司法書士などへ相談し、任意整理・個人再生・自己破産などによって生活を立て直す方法がないか確認してみましょう。
借金問題のゴールは「今月の返済日を守ること」だけではありません。
新しい借金をしなくても生活でき、最終的に借入残高をゼロにできる状態へ戻すことが、本当の意味での解決です。






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