群馬銀行カードローンが払えない…返済できないときの対処法と借金問題を解決する方法

群馬銀行カードローンが払えない…返済できないときの対処法と借金問題を解決する方法

群馬銀行カードローンの返済ができなくなりそうなとき、「あといくら足りないのか」だけを考えていませんか。

たとえば次回の返済額が15,000円で、手元に5,000円しかなければ、不足額は10,000円です。

しかし、本当の問題が「10,000円不足していること」とは限りません。

返済のために10,000円を別の会社から借りれば、群馬銀行への返済はできます。それでも借金全体はほとんど減っていません。

そこで今回は、これまでの記事とは構成を変え、「借金問題でやってはいけない5つの応急処置」から逆算して、本当に取るべき解決策を考える形式で解説します。

群馬銀行が現在提供している「ナイスサポートカード+」は、金利年1.5%~14.5%、借入限度額1万円~1,000万円の商品です。毎月10日に、当日の借入残高に応じた金額が返済用預金口座から自動引き落としされます。

返済できないと分かったときに重要なのは、その場しのぎで次回返済を乗り切ることではありません。

その行動によって、1か月後の借金が減るのか、変わらないのか、増えるのか。

この基準で判断していきましょう。

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目次

NG①「別のカードローンから借りれば返済できる」

最初に避けたいのが、借金を使って借金を返済することです。

例を挙げます。

群馬銀行カードローン残高:80万円

次回返済額:15,000円

手元資金:0円

このとき、消費者金融から15,000円を借りれば群馬銀行への返済はできます。

しかし、

群馬銀行 80万円→約78.5万円

消費者金融 0円→1.5万円

となるだけです。

単純化すれば、借金全体は80万円のままです。

実際には利息も発生します。

「返済できた」と「借金が減った」は違う

ここを混同すると危険です。

群馬銀行への返済日を守ったという意味では「返済できた」といえます。

しかし家計全体では、借入先が移動しただけです。

これを繰り返すと、

群馬銀行

消費者金融A

消費者金融B

クレジットカードのキャッシング

というように借入先が増えていく可能性があります。

返済に困ったら、「どこから借りるか」ではなく「借りなくても返済できる状態へ戻せるか」を考える必要があります。

NG②「とにかく生活費を削って返済を優先する」

借金があると、

「食費を削ってでも返さなければ」

と考えてしまうことがあります。

もちろん、不要な支出を見直すことは重要です。

しかし、生活に必要なお金まで返済に投入するのは別問題です。

たとえば、

手元資金 50,000円

返済 20,000円

次の給料日までの最低生活費 45,000円

なら、返済すると手元には30,000円しか残りません。

生活費が15,000円不足します。

その15,000円をカードローンから再び借りるなら、

返済→生活費不足→借入れ

という循環になります。

「返済可能額」は余ったお金から考える

順番を逆にします。

手取り収入
-最低限必要な生活費
=返済へ回せる金額

です。

たとえば、

手取り26万円
最低生活費22万円

なら、毎月の返済余力は4万円です。

借金全体の毎月返済額が3万円なら、家計を維持しながら返済できる可能性があります。

しかし返済総額が7万円なら毎月3万円不足します。

この不足が慢性的に発生しているなら、「もっと節約する」だけではなく返済条件そのものを見直す必要があるかもしれません。

群馬銀行「ナイスサポートカード+」の返済額を確認

ここで、自分がいくら返済する必要があるのか確認しておきましょう。

群馬銀行のナイスサポートカード+では、毎月10日の借入残高によって約定返済額が決まります。

借入残高毎月の返済額
10万円以下2,000円
10万円超20万円以下4,000円
20万円超30万円以下6,000円
30万円超40万円以下8,000円
40万円超50万円以下10,000円
50万円超100万円未満15,000円
100万円以上150万円未満20,000円
150万円以上200万円未満25,000円
200万円以上300万円未満30,000円
300万円以上400万円未満40,000円
400万円以上500万円未満50,000円
500万円以上60,000円

たとえば借入残高が80万円なら毎月15,000円、120万円なら20,000円です。

また、毎月の約定返済とは別に、群馬銀行ATMやセブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMなどから臨時返済もできます。

NG③「最低返済額を払えているから大丈夫」

ここがカードローンで見落としやすいポイントです。

たとえば借入残高80万円なら、現在のナイスサポートカード+の約定返済額は15,000円です。

毎月15,000円払えている。

一度も延滞していない。

だから問題ない。

必ずしもそうとはいえません。

1年前の借入残高を確認する

スマートフォンのアプリや利用明細などで、過去の借入残高を確認してみましょう。

群馬銀行の「ぐんぎんアプリ」では、登録した対応カードローンについて明細照会や借入れ・返済ができ、最長10年間の明細を確認できます。

たとえば、

1年前:80万円

現在:78万円

だったとします。

1年間毎月返済しているにもかかわらず、残高は2万円しか減っていません。

これは途中で借り直している可能性があります。

反対に、

1年前:80万円

現在:50万円

なら、着実に完済へ近づいています。

借金問題では、

「毎月返済したか」ではなく「一定期間で元金が減ったか」

を見ることが重要です。

NG④「自動融資があるから口座残高不足でも大丈夫」

群馬銀行のナイスサポートカード+には自動融資機能があります。

公共料金やクレジットカードなどの引き落とし時に返済用預金口座の残高が不足すると、カードローンの借入限度額の範囲内で不足分が自動的に融資される仕組みです。

便利な機能ですが、ここには注意が必要です。

自動融資が行われれば、

口座残高不足が解消した=家計が黒字になった

わけではありません。

カードローンの借入残高が増えています。

たとえば、

電気代 15,000円

口座残高 5,000円

不足額 10,000円

なら、不足する10,000円がカードローンから融資される場合があります。

支払い自体は完了します。

しかし借金は1万円増えます。

自動融資が繰り返されていないか確認する

ここは群馬銀行カードローン利用者が特に確認したいポイントです。

毎月のカードローン返済はできていても、

公共料金
クレジットカード
その他の口座振替

で自動融資が頻繁に発生しているなら、家計全体では借金への依存が続いている可能性があります。

返済履歴だけでなく借入履歴も確認してください。

NG⑤「返済が遅れてから考えればいい」

まだ返済日前なら、

「今月は何とかなるかもしれない」

と問題を先送りしたくなるかもしれません。

しかし、返済できない可能性が高いと分かった段階で状況を整理したほうが選択肢を検討しやすくなります。

群馬銀行はカードローン返済に関する問い合わせ窓口を設けており、返済についての問い合わせ先として「群馬銀行ダイレクト推進室」を案内しています。

群馬銀行「ナイスサポートカード+」公式情報

「返済できないかもしれない」と分かっているなら、何もせず返済日を迎えるのではなく、契約内容を確認したうえで早めに相談することを検討しましょう。

実際に返済を遅延すると何が起こる?

ナイスサポートカード+では、遅延損害金が設定されています。

借入限度額100万円以上の場合は年14.5%、100万円未満の場合は年17.5%です。

さらに契約規定では、約定返済金の支払いを遅延した場合、銀行からの請求によって債務全額について期限の利益を失い、全額を直ちに支払うことになる旨が定められています。

ただし、「1日遅れたら必ず即座に全額請求される」という意味ではありません。

契約規定上どのような扱いになっているかを理解し、延滞を軽く考えないことが重要です。

保証会社アコムによる代位弁済とは?

ナイスサポートカード+の保証会社はアコム株式会社です。

群馬銀行は、返済が滞るなど一定の事由が生じた場合、保証会社が利用者に代わって残りの借入金額や利息などを銀行へ一括返済する「代位弁済」が行われることがあると説明しています。

ここで誤解してはいけないのが、

保証会社が払ったから借金がなくなるわけではない

ということです。

代位弁済後は、保証会社であるアコムに対して支払義務が生じます。

つまり、借金が消えるのではなく、請求する相手が変わるということです。

では「正解の行動」は何なのか?

ここまで5つのNG行動を見てきました。

ここからは逆に、現在の状況によって何をすればよいのか考えます。

ポイントは、延滞日数ではありません。

次の3つに分けます。

①返済すれば翌月から正常な家計へ戻れる

②返済はできるが借り直しが続いている

③収入だけでは借金全体を返済できない

この3つでは解決方法が違います。

① 今月だけ返済が厳しい場合

たとえば今月だけ予想外の出費があり、翌月から通常の家計へ戻れるケースです。

この場合は、

不要不急の支出を止める
現在の返済額を確認する
返済後の生活費を確保する
契約上の返済方法を確認する

といった対応から始めます。

余裕資金がある場合には、ナイスサポートカード+で利用できる臨時返済によって元金を減らす方法もあります。

ただし、手元のお金をすべて追加返済して、翌週またカードローンを利用するようでは意味がありません。

② 返済後に毎月借り直している場合

次は、

15,000円返済

生活費不足

10,000円借入れ

のような状態です。

この場合は「毎月返済できている」という評価を一度やめます。

確認するのは次の式です。

1年間の返済総額-1年間の新規借入額

たとえば、

年間返済額 30万円

年間新規借入額 24万円

なら、返済と借入れの差は6万円です。

もちろん実際の元金減少額は利息などを考慮する必要がありますが、これだけでも「返済している割に借金が減らない」原因を把握しやすくなります。

③ 収入だけでは借金を返せない場合

ここからは「返済テクニック」の問題ではありません。

たとえば、

手取り 24万円

最低生活費 20万円

借金返済総額 7万円

なら、

24万円-20万円-7万円=-3万円

です。

毎月3万円不足します。

その3万円をカードローンで借りれば、翌月も同じことになります。

ここで必要なのは、

「3万円をどこから借りるか」ではなく「7万円の返済を現在の家計で続けること自体が可能なのか」

という検討です。

借金を減らす方法を「金額」から逆算する

ここでは制度名を先に考えません。

まず、

毎月いくらなら借りずに返済できるのか

を計算します。

手取り28万円。

最低生活費23万円。

なら、最大返済余力は5万円です。

借金全体の返済額が3万円なら、自力返済を続けられる可能性があります。

一方、毎月返済額が9万円なら4万円不足します。

支出削減や収入増加で4万円を継続的に埋められないのであれば、返済条件そのものを変更する方法を検討する必要があります。

そこで選択肢になる「債務整理」

債務整理は自己破産だけを意味する言葉ではありません。

代表的な方法には、

任意整理

個人再生

自己破産

特定調停

などがあります。

どの方法が適するかは、現在の家計状況や返済余力によって異なります。

法テラスも、任意整理後に返済継続が難しくなったケースについて、現在の収入と支出のバランスや返済可能額を踏まえ、自己破産・個人再生・再度の任意整理・特定調停などを検討することが考えられると説明しています。

毎月一定額を返済できるなら任意整理を検討

一定の収入があり、

「現在の返済額では厳しいが、条件を見直せば返済できる」

という場合には、任意整理が検討されることがあります。

任意整理では、弁護士や認定司法書士などを通じて債権者と返済条件について交渉します。

ただし、

「任意整理すれば必ず借金が半分になる」

「絶対に将来利息がゼロになる」

といった保証はありません。

債権者との交渉結果や借金の状況によって異なります。

元金を大幅に減らさないと返済できないなら個人再生

借金総額が大きく、返済条件を多少変更するだけでは完済が難しい場合には、個人再生を検討するケースがあります。

個人再生は裁判所を利用する手続きで、一定の条件のもとで債務を圧縮し、認可された再生計画に従って返済する方法です。

借金を大きく圧縮できれば返済可能になる人にとって、選択肢となる可能性があります。

ただし、実際の最低弁済額などは借金総額や財産状況などによって異なります。

返済余力そのものがないなら自己破産を検討

たとえば、

手取り21万円

最低生活費21万円

という家計なら、借金返済へ回せる余力がほとんどありません。

この場合、返済を前提とする任意整理が適さない可能性があります。

そのようなケースでは自己破産を含めた解決方法を検討することがあります。

ただし、自己破産を申し立てれば自動的にすべての債務が消えるわけではありません。

免責されない債務もあるため、具体的な状況について専門家へ確認する必要があります。

群馬銀行カードローンだけ債務整理すればいいとは限らない

群馬銀行のカードローンが払えない人でも、問題の中心が群馬銀行とは限りません。

たとえば、

群馬銀行 80万円

消費者金融A 60万円

消費者金融B 40万円

リボ払い 50万円

なら借金総額は230万円です。

群馬銀行への15,000円だけを何とかしても、他社への返済が毎月6万円あるなら家計は改善しないかもしれません。

そのため債務整理を相談するときには、

群馬銀行だけでなく、すべての借金を専門家へ伝える

ことが重要です。

銀行口座を生活用に使っている場合も必ず伝える

群馬銀行のナイスサポートカード+では、返済用預金口座から毎月の約定返済額が自動引き落としされます。

この口座を、

給与振込

公共料金

家賃

クレジットカード

保険料

などにも利用している人は、債務整理の相談時にそのことも伝えてください。

銀行カードローンを債務整理する場合には、預金口座や保証会社との関係も含めて事前に確認したほうがよい事項があります。

返済不能になる前に確認したい「4つの数字」

最後に、難しい診断表ではなく4つの数字だけ確認しましょう。

1.借金総額

群馬銀行だけでなく、消費者金融・他行カードローン・キャッシング・リボ払いなども合計します。

2.毎月返済総額

すべての借金について、1か月にいくら払っているかを合計します。

3.最低生活費

家賃・食費・水道光熱費・通信費など、生活を維持するために必要な金額を計算します。

4.毎月の返済余力

手取り収入から最低生活費を差し引きます。

たとえば、

手取り27万円

最低生活費22万円

なら返済余力は5万円です。

借金返済総額が8万円なら、毎月3万円不足します。

この3万円を借金で補っているなら、現在の返済計画には無理がある可能性があります。

まとめ|群馬銀行カードローンが払えないなら「応急処置」を続けない

群馬銀行のナイスサポートカード+は、毎月10日に当日の借入残高に応じた金額を返済用預金口座から自動引き落としする仕組みです。借入残高10万円以下なら返済額は2,000円、50万円超100万円未満なら15,000円となっています。

返済が遅れると遅延損害金の対象となり、一定の事由が生じた場合には保証会社アコムによる代位弁済が行われる可能性があります。代位弁済後も借金が消えるわけではなく、アコムに対する支払義務が生じます。

しかし、借金問題を解決するうえで最も注意したいのは、

「今回だけ何とかする」という応急処置を何か月も続けることです。

別の会社から借りる。

生活費を削って返す。

返済後にまた借りる。

自動融資で不足分を補う。

返済日まで問題を先送りする。

これらによって一時的に支払いを乗り切れても、借金全体が増えているなら根本的な解決にはなりません。

まず、

借金総額・毎月返済額・最低生活費・返済余力

の4つを確認してください。

そして、現在の収入だけでは群馬銀行カードローンを含む借金を完済できず、返済のための借入れを繰り返しているのであれば、延滞が深刻になる前に弁護士・司法書士などへ相談し、任意整理・個人再生・自己破産などを含めた解決方法を検討することが重要です。

借金問題で目指すべきなのは、「今月の返済に成功すること」ではなく、「借り直さなくても生活でき、借金残高が毎月減っていく状態へ戻ること」です。

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