伊予銀行カードローンの借金が返せない!滞納前に知るべき対処法と債務整理による解決方法

伊予銀行カードローンの借金が返せない!滞納前に知るべき対処法と債務整理による解決方法

伊予銀行カードローンを利用していて、「次回の返済資金を用意できない」「毎月返済しているのに借金がなかなか減らない」と悩んでいませんか。

伊予銀行の「新スピードカードローン」は、返済用口座あり方式と返済用口座なし方式があり、返済方法が異なります。返済用口座あり方式では、利用残高が発生した月の翌々月の月初第1営業日を初回返済日とし、その後も毎月第1営業日に指定口座から約定返済額が引き落とされます。返済用口座なし方式では、毎月1日から月末までの間に約定返済額を入金する仕組みです。

ただし、本当に重要なのは「次回の返済日に間に合うか」だけではありません。

返済後に生活費がなくなってまた借りる、他社から借りて伊予銀行へ返済する、借入残高が半年以上ほとんど減っていないという状態なら、すでに返済方法そのものを見直す段階に入っている可能性があります。

この記事では、伊予銀行カードローンが返せなくなる前に何をすべきか、返済が難しい状態をどう見分けるか、そして自力完済が難しい場合に任意整理・個人再生・自己破産などで借金問題を解決する方法まで詳しく解説します。

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目次

伊予銀行カードローンが返せないなら「返済日前」に3つ確認する

返済が難しいと感じたら、返済日当日まで何もしないのではなく、その前に現在の状況を整理しましょう。

まず確認したいのは次の3つです。

  • 次回返済額
  • 現在返済に使える金額
  • 翌月以降も返済を続けられるか

特に3つ目が重要です。

今月だけ何とか払えても、翌月また同じ問題が起きるなら、問題は一時的な資金不足ではありません。

「いくら返すか」より「いくら足りないか」を計算する

たとえば次回の返済額が15,000円で、現在返済に使えるお金が10,000円なら、不足額は5,000円です。

この5,000円を不要不急の支出を見直すことで用意でき、翌月以降は通常返済へ戻れるなら、一時的な資金不足で済む可能性があります。

一方で、

返済額15,000円
手元資金0円
翌月も家賃や生活費を支払えば返済資金が残らない

という場合は、単なる15,000円不足ではありません。

現在の収入に対して借金返済が重すぎる可能性があります。

伊予銀行「新スピードカードローン」は返済方法が2種類ある

伊予銀行の新スピードカードローンでは、返済用口座の有無によって返済方法が異なります。

自分がどちらの方式を利用しているのか分からない場合は、最初に契約内容を確認しておきましょう。

返済用口座あり方式

返済用口座あり方式では、利用残高が発生した月の翌々月の月初第1営業日が初回返済日となります。

その後は毎月第1営業日に、指定した返済用口座から約定返済額が自動的に引き落とされます。

「月末に給料が入るから大丈夫」と考えている人でも、毎月第1営業日に必要額を確保できているか確認しておきましょう。

返済用口座なし方式

返済用口座なし方式では、利用残高が発生した月の翌々月の1か月間が初回返済期間です。

その後も毎月1日から月末までの間に約定返済額を入金します。

返済用口座なし方式では、自動引落しではないため、「まだ月末まで時間がある」と先延ばししやすい点には注意が必要です。

新スピードカードローンの返済額はいくら?

新スピードカードローンでは、前月末日の利用残高に応じて約定返済額が決まります。

現在の商品概要では、返済額は次のように設定されています。

前月末の利用残高約定返済額
10万円以下2,000円
10万円超20万円以下4,000円
20万円超30万円以下6,000円
30万円超40万円以下8,000円
40万円超50万円以下10,000円
50万円超100万円以下15,000円
100万円超200万円以下25,000円
200万円超300万円以下35,000円
300万円超400万円以下45,000円
400万円超1,000万円以下50,000円

たとえば借入残高が80万円なら、約定返済額は15,000円です。

毎月の返済額だけを見ると「何とか払える」と感じるかもしれません。

しかし、本当に確認したいのは返済後の家計です。

返済後にまた借りるなら「返済できている」とは言い切れない

カードローン返済で見落としやすいのが、毎月きちんと払えているのに借金が減らないケースです。

たとえば、

15,000円返済

生活費が足りなくなる

12,000円借入れ

翌月また15,000円返済

という状態です。

毎月返済日は守っています。

しかし、15,000円返して12,000円を借り直していれば、借入残高はほとんど減りません。

さらに利息も発生します。

半年前と今の残高を比べる

返済状況を判断するときには、

「毎月いくら返しているか」ではなく、「半年で借金がいくら減ったか」

を見ると分かりやすくなります。

たとえば、

半年前:90万円
現在:88万円

なら、半年間返済しても残高は2万円しか減っていません。

この状態なら、返済方法そのものを見直したほうがよい可能性があります。

伊予銀行カードローンは随時返済もできる

新スピードカードローンでは、毎月の約定返済とは別に、都合のよい金額を随時返済することもできます。

また、カードローン残高を直接入金・振込することで一括返済も可能です。

家計に余裕がある場合には、追加返済によって元金を早く減らす方法があります。

ただし、生活費まで返済へ回すのはおすすめできません。

無理な追加返済は逆効果になることもある

たとえば、

貯金3万円

3万円追加返済

翌週生活費が不足

2万円借入れ

となれば、実質的に借金を大きく減らせていません。

追加返済をするなら、

  • 翌月の家賃
  • 食費
  • 光熱費
  • 税金・社会保険料
  • 緊急時の予備費

を確保したうえで行うことが重要です。

伊予銀行カードローンを返済できない原因を3パターンに分ける

返済が苦しい人は、原因を次の3つに分けて考えると対処しやすくなります。

パターン1|今月だけお金が足りない

急な医療費、冠婚葬祭、家電の故障などによって、一時的に返済資金が不足しているケースです。

翌月から通常返済へ戻れるのであれば、家計を調整しながら対応できる可能性があります。

パターン2|収入が減った

カードローンを契約した当時より、

  • 給料が減った
  • 残業代がなくなった
  • 転職した
  • 休職した
  • ボーナスが減った

などの理由で返済能力が低下しているケースです。

この場合、以前の返済計画をそのまま続けても苦しくなる可能性があります。

パターン3|借金が増えすぎた

伊予銀行以外にも、

  • 消費者金融
  • 他行カードローン
  • キャッシング
  • リボ払い
  • フリーローン

などが増え、借金全体の返済額が家計を圧迫しているケースです。

この場合は、伊予銀行だけを見ても問題を解決できません。

伊予銀行以外の借金も全部書き出す

たとえば次のような状況を考えてみましょう。

借入先借入残高毎月返済額
伊予銀行80万円15,000円
消費者金融A60万円18,000円
銀行カードローンB40万円10,000円
リボ払い50万円15,000円
合計230万円58,000円

※金額は説明用の例です。

伊予銀行への15,000円だけを見れば「払えそう」と感じます。

しかし実際には、借金全体で毎月58,000円を返済しています。

借金問題では、

1社の返済額ではなく、借金総額と毎月返済総額を見ること

が非常に重要です。

自力返済できるかは「返済後にいくら残るか」で判断する

たとえば手取りが27万円だったとします。

最低生活費:21万円
借金返済総額:4万円

なら、

27万円-21万円-4万円=2万円

残ります。

この場合、家計改善をしながら自力返済を続けられる可能性があります。

一方、

手取り:25万円
最低生活費:21万円
借金返済総額:7万円

なら、

25万円-21万円-7万円=-3万円

です。

毎月3万円不足しています。

この3万円をカードローンで補っているなら、返済するほど新しい借金が必要になる状態です。

返済のために他社から借りるのは避けよう

伊予銀行への返済日が近づき、

「消費者金融から2万円借りれば今月は払える」

と考える人もいるでしょう。

しかし、借金返済のために借金を重ねる方法は根本的な解決になりません。

法テラスでは、債務整理について、債務全体を把握し、収入や資産との関係から返済可能かを判断したうえで適切な方法を選ぶものと説明しています。

2万円借りて2万円返しても、借金2万円が消えたわけではありません。

返済先が移っただけです。

滞納を放置すると信用情報への影響も考えられる

銀行カードローンを延滞した場合には、信用情報への影響も考える必要があります。

全国銀行個人信用情報センターでは、ローンやクレジットカードなどの返済状況として、入金の有無、延滞、代位弁済、強制回収手続などを登録しています。取引情報は契約期間中および契約終了日から5年を超えない期間登録されます。

そのため、

「何日までなら延滞しても大丈夫か」

と考えて放置するのはおすすめできません。

「1日遅れたら即ブラック」とも限らない

一方で、「1日でも遅れたら即ブラック」と単純に断定するのも適切ではありません。

重要なのは、何日までなら安全かを探すことではなく、返済が難しいと分かった段階で早めに対応することです。

新スピードカードローンの保証会社はアコム

伊予銀行の新スピードカードローンは、アコム株式会社の保証を利用する商品です。

担保や保証人は原則不要ですが、銀行カードローンでは保証会社が関係する仕組みがあります。

債務整理を検討する場合には、銀行だけでなく保証会社との関係も考慮する必要があります。

自力完済が難しいなら債務整理を検討する

現在の収入では借金全体を完済する見込みがない場合には、債務整理を検討する方法があります。

法テラスでは、代表的な方法として次の4つを案内しています。

債務整理主な特徴
任意整理債権者と返済条件を交渉する
個人再生裁判所を利用して債務圧縮を目指す
自己破産免責による支払義務の免除を目指す
特定調停裁判所を介して返済条件を調整する

債務整理=自己破産ではありません。

返済余力によって選択肢は異なります。

任意整理|条件を見直せば返済できる人

任意整理は、債権者と債務額や返済方法などについて交渉し、和解した条件で返済を続ける方法です。

たとえば、

  • 毎月一定の収入がある
  • 現在の返済額では苦しい
  • 返済条件を見直せば完済できそう
  • 自己破産までは必要ない可能性がある

といった場合に検討されます。

任意整理で必ず借金が半分になるわけではない

任意整理は債権者との個別交渉です。

返済額や返済方法は交渉によって決まるため、「必ず借金が半額になる」「必ず利息がゼロになる」とは言えません。

重要なのは、和解後の返済額を生活費を確保しながら払えるかどうかです。

個人再生|借金を圧縮すれば返済できる場合

任意整理で返済条件を変更しても完済が難しい場合には、個人再生を検討することがあります。

法テラスによると、個人再生は裁判所を利用し、債務額を大幅に縮減できる可能性がある一方、自己破産のように債務の支払いがすべてなくなるわけではありません。

住宅ローン特則を利用できる場合には、一定の条件下で住宅を維持しながら債務整理できる可能性もあります。

ただし、

「個人再生なら必ず借金が5分の1になる」

と一律に考えるべきではありません。

実際の返済額は債務額や財産状況などによって異なります。

自己破産|返済余力がほとんどない場合

手取り収入から最低限の生活費を差し引くと、借金返済に回せるお金がほとんど残らない場合には、自己破産を検討することがあります。

法テラスも、自己破産を債務整理の代表的な方法の一つとして案内しています。

ただし、申立てをした瞬間にすべての借金が自動的になくなるわけではありません。

また、税金や養育費など免責されない債務もあります。

どの債務整理が向いているかは返済余力で考える

大まかな考え方は次のとおりです。

現在の状態検討される方法
条件変更すれば返済できる任意整理
借金を圧縮すれば返済できる個人再生
返済余力がほとんどない自己破産

ただし、実際の判断では、

  • 借金総額
  • 収入
  • 家族構成
  • 預貯金
  • 不動産
  • 自動車
  • 保証人の有無
  • 住宅ローン

なども考慮する必要があります。

伊予銀行カードローンを債務整理するときは口座利用状況も伝える

返済用口座あり方式を利用している場合には、伊予銀行の普通預金口座を返済用口座として使用しています。

その口座を、

  • 給与振込
  • 年金受取
  • 家賃
  • 公共料金
  • 携帯電話料金
  • クレジットカード代金

などにも使っている場合には、債務整理相談時にそのことを専門家へ伝えてください。

銀行カードローンの債務整理では、預金口座や保証会社との関係も事前に確認しておいたほうがよい場合があります。

債務整理を相談する前に準備しておきたいもの

法テラスでは、資料が手元になくても債務整理の相談自体は可能としています。

一般的には、

  • 債権者一覧表
  • 督促状
  • 給与明細
  • 預貯金通帳
  • ローン契約書
  • ローンカード
  • クレジットカード
  • 家計簿

などが相談時の資料として挙げられています。

伊予銀行については、

  • 新スピードカードローンの残高
  • 返済方式
  • 毎月の約定返済額
  • 返済状況
  • 伊予銀行口座の利用状況

を分かる範囲で整理しておくとよいでしょう。

伊予銀行カードローンが返せないときによくある質問

新スピードカードローンの返済日はいつ?

返済用口座あり方式では、利用残高が発生した月の翌々月の月初第1営業日が初回返済日となり、その後も毎月第1営業日に指定口座から返済します。

返済用口座なし方式では、利用残高が発生した月の翌々月の1か月間が初回返済期間となり、その後も毎月1日から月末までに返済します。

借入残高50万円なら毎月いくら返済する?

前月末日の利用残高が40万円超50万円以下の場合、約定返済額は10,000円です。50万円超100万円以下なら15,000円です。

遅延損害金はいくら?

新スピードカードローンの商品概要では、遅延損害金は年14.5%とされています。

実際の適用条件については、自分の契約書類を確認してください。

追加返済できる?

できます。

毎月の約定返済とは別に、都合のよい金額を随時返済できます。

一括返済も可能です。

伊予銀行カードローンも任意整理できる?

銀行カードローンも任意整理を含む債務整理の対象として検討できます。

ただし、伊予銀行の新スピードカードローンはアコム株式会社の保証を利用する商品であり、返済用口座あり方式では伊予銀行口座との関係もあります。

具体的な影響については、手続きを始める前に弁護士・司法書士などへ確認しましょう。

他社から借りて伊予銀行へ返済してもいい?

おすすめできません。

伊予銀行への返済はできますが、新しく借りた会社への返済が始まります。

借金を借金で返している状態になっているなら、債務整理を含めて借金全体を見直すことを検討しましょう。

まとめ|伊予銀行カードローンが返せないなら「次の返済」より完済できるかを考えよう

伊予銀行の新スピードカードローンには、返済用口座あり方式と返済用口座なし方式があります。

返済用口座あり方式では毎月第1営業日に指定口座から返済し、返済用口座なし方式では毎月1日から月末までに返済します。約定返済額は前月末の利用残高に応じて決まり、10万円以下なら2,000円、50万円超100万円以下なら15,000円です。

しかし、本当に確認すべきなのは次回返済額だけではありません。

返済したあと、借金せずに生活できるか。

ここが重要です。

返済後すぐにまた借りる、他社から借りて伊予銀行へ返済する、半年以上返済しているのに借入残高がほとんど減らないという状態なら、次の返済日を乗り切るだけでは根本的な解決になりません。

法テラスでは、債務整理の代表的な方法として任意整理・破産手続・個人再生手続・特定調停を案内しています。

伊予銀行カードローンを含む借金を現在の収入では無理なく完済できそうにないなら、新たな借入れで返済を先延ばしする前に、弁護士・司法書士などへ相談し、任意整理・個人再生・自己破産などによって返済負担を見直せないか確認してみましょう。

借金問題のゴールは、次回返済を乗り切ることではありません。

新しい借金に頼らず生活でき、毎月確実に借入残高が減っていく状態へ戻すことが、借金問題を解決するための重要な一歩です。

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