名古屋銀行カードローンが返せないとどうなる?返済が苦しいときの対策と借金問題の解決方法

名古屋銀行カードローンが返せないとどうなる?返済が苦しいときの対策と借金問題の解決方法

名古屋銀行カードローンの返済が苦しくなったとき、

「次の返済日まであと何日ある?」

「最低返済額だけ入れれば大丈夫?」

「ほかから借りてでも延滞だけは避けるべき?」

と考える人もいるでしょう。

しかし、名古屋銀行カードローンで特に注意したいのは、「毎月○日」という一般的な返済サイクルではないことです。

現在の名古屋銀行カードローンは、初回借入日の翌日から35日目が初回の約定返済日。その後は、前回約定返済日の翌日から35日目が次の返済期限となります。また、返済期日前に最低返済金額以上を返済すると、その翌日から35日目が新しい返済期日になります。

そこで今回は、これまでの記事とは構成を変えます。

「返済日まであと何日あるか」から逆算するカウントダウン形式で、今やるべきことを整理していきます。

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目次

【返済まで35~15日】まだ時間があるなら「お金を作る」より先に完済可能性を調べる

返済期日まで2週間以上ある。

この段階では、焦って別のカードローンを申し込む必要はありません。

まず確認したいのは、

今月の最低返済金額

ではなく、

現在の借金をこのまま完済できるのか

です。

名古屋銀行カードローンの利用限度額は10万円以上1,000万円以内、金利は固定金利で年1.8%~13.8%です。

そして最低返済金額は、前回約定返済後の借入残高によって変わります。

前回約定返済後の借入残高最低返済金額
2,000円未満借入残高
2,000円以上10万円以下2,000円
10万円超30万円以下5,000円
30万円超50万円以下10,000円
50万円超100万円以下20,000円
100万円超200万円以下30,000円
200万円超300万円以下40,000円
300万円超400万円以下50,000円
400万円超500万円以下60,000円
500万円超600万円以下70,000円
600万円超700万円以下80,000円
700万円超800万円以下90,000円
800万円超1,000万円以下100,000円

たとえば借入残高80万円なら、最低返済金額は2万円です。

しかし、

「2万円なら払えるから問題ない」

とは限りません。

返済後に生活費が足りなくなって再び借りるなら、借金問題はほとんど前進していないからです。

35日サイクルだからこそ「毎月の返済額」だけでは家計を見誤りやすい

名古屋銀行カードローンには特徴があります。

返済期日前に最低返済金額以上を返済すると、その翌日から35日目が次回返済期日になります。

つまり、必ず毎月同じ日に返済する商品ではありません。

ここで、

「給料日が来たから早めに返済しておこう」

と最低返済金額以上を入金すれば、そこから次の35日が始まります。

一方、返済期日前に追加で借入れをしても、返済期日は延長されません。

したがって、

追加で借りたから返済日も後ろにずれる

とは考えないようにしましょう。

【返済まで14~7日】この1週間で「返済後の残金」を計算する

返済期日まで2週間を切ったら、具体的な数字を出します。

計算は難しくありません。

手元のお金-最低返済金額-次の収入までの最低生活費

です。

たとえば、

手元資金 80,000円

最低返済金額 20,000円

次の給料日までの最低生活費 55,000円

なら、

80,000円-20,000円-55,000円=5,000円

です。

返済しても5,000円残ります。

一方、

手元資金 60,000円

最低返済金額 20,000円

最低生活費 55,000円

なら、

-15,000円

です。

この場合、問題は「2万円を返せるか」ではありません。

2万円返したあと、生活費が15,000円足りなくなることです。

返済できても翌週借りるなら家計は改善していない

カードローン返済で陥りやすいのが、

返済成功=問題解決

と考えることです。

仮に2万円を返済したとします。

ところが10日後、

食費が足りない

1万円借入れ

さらに数日後、

公共料金が足りない

5,000円借入れ

となれば、2万円返したあとに1万5,000円を借り直しています。

これでは、利息を無視して単純化しても差額は5,000円です。

見るべきなのは、

「今回いくら返したか」ではなく「次の返済日まで借りずに生活できるか」

なのです。

【返済まで6~3日】ここで新しい借入先を探し始めたら要注意

返済日が近づき、お金が足りない。

このタイミングになると、

「即日融資」

「審査が早いカードローン」

「借りやすい消費者金融」

などを探したくなるかもしれません。

しかし、ここが借金問題の重要な分岐点です。

たとえば、

名古屋銀行 80万円

消費者金融A 0円

だった人が、名古屋銀行への返済2万円を用意するためA社から2万円借りたとします。

名古屋銀行へ2万円返済すれば、

名古屋銀行 約78万円

消費者金融A 2万円

となります。

借金総額は単純計算で約80万円。

借金が減ったのではなく、借入先が増えただけです。

「借金を返すための借金」は赤信号

法テラスは、借金返済のためにさらに借金を重ねる状態を「多重債務」と説明しています。

そして、返済に無理がある状況なら早急に債務整理を行う必要があると案内しています。

これは非常に重要な判断基準です。

まだ一度も延滞していなくても、

A社を返すためB社から借りる

という状態になったら、借金問題そのものを見直すタイミングと考えたほうがよいでしょう。

【返済まで48時間】「最低返済金額だけ払う」をどう判断する?

返済期限まであと2日。

最低返済金額なら何とか用意できそう。

この場合、

最低返済金額を支払えば契約上の返済は進められますが、それで家計が改善するかは別問題です。

名古屋銀行では、1回の入金で最低返済金額以上を返済する必要があります。最低返済金額未満の入金は任意返済として扱われます。

たとえば最低返済金額が2万円なのに、

「今月は1万円だけ入れておこう」

と考えても、その1万円が約定返済として扱われるとは限らない点に注意してください。

自分の最低返済金額を正確に確認しておきましょう。

最低返済だけでいい人・危険な人

同じ「最低返済」でも状況は違います。

Aさん

借入残高80万円

最低返済2万円

手取り30万円

生活費20万円

追加借入れなし

この場合、最低返済後も家計に余力があります。

Bさん

借入残高80万円

最低返済2万円

手取り23万円

生活費22万円

毎月1万円以上借り直している

こちらは違います。

Bさんの場合、最低返済を続けられていても、収入だけでは生活と返済を両立できていません。

重要なのは、

返済日に遅れたかどうかではなく、借金残高が減少しているか

です。

【返済期日当日】今日払えないなら「放置」を選ばない

返済期日当日になっても最低返済金額を用意できない。

この段階になったら、

「数日くらいなら大丈夫だろう」

と自己判断して放置することは避けましょう。

まず自分の契約内容、返済期日、必要返済額を確認し、名古屋銀行へ返済について確認することを検討してください。

名古屋銀行 カードローン公式ページ

そして重要なのは、今回の返済だけの問題なのか、すでに自力完済が難しくなっているのかを切り分けることです。

【返済期日を過ぎた】ここからは「原因」で対応を変える

返済できなかった人を一括りにすることはできません。

原因を3つに分けます。

CASE 1|偶発的に返せなかった

急な修理費。

冠婚葬祭。

予定外の医療費。

給与振込日のずれ。

このような理由で今回だけ返済が難しくなったものの、翌月以降は通常の家計へ戻れるケースです。

この場合は、契約上の対応を確認したうえで、再発しないよう生活防衛資金を確保することが重要です。

CASE 2|毎月返済すると生活できない

こちらは一時的な問題ではありません。

手取り 25万円

最低生活費 22万円

借金返済 5万円

なら、

毎月2万円不足します。

毎月2万円をカードローンで補えば、翌月も同じ問題が発生します。

これは「返済日への対応」ではなく、家計構造そのものを変える必要がある状態です。

CASE 3|複数社を借金で回している

さらに注意したいのが、

名古屋銀行を返す

消費者金融から借りる

クレジットカードを返す

別のカードローンから借りる

という状態です。

この場合、新しいカードローンを追加しても根本的な解決にはなりません。

借金全体を整理する必要があります。

ここからは「35日」ではなく「3年後」を考える

ここまで返済期日から逆算してきました。

しかし、借金問題を本当に解決するなら、視点を一気に先へ移します。

3年後、借金はいくら残っていますか?

これを考えてみてください。

現在100万円。

1年後90万円。

2年後60万円。

3年後20万円。

このように残高が着実に減る計画なら、完済へ向かっています。

ところが、

現在100万円。

1年後105万円。

2年後120万円。

という見込みなら、返済方法を根本から見直す必要があります。

まず「返済能力」を数字にする

借金が何万円なら債務整理すべき、という一律の基準はありません。

重要なのは返済能力です。

計算方法は、

手取り収入-最低生活費=返済余力

です。

たとえば、

手取り30万円

最低生活費23万円

なら、

返済余力は7万円。

借金全体の毎月返済額が4万円なら、追加借入れをせず返済できる可能性があります。

反対に、

手取り24万円

最低生活費22万円

毎月返済額6万円

なら、

返済余力2万円に対して返済6万円。

毎月4万円不足します。

この4万円を借金で補っているなら、現在の返済計画を続けることは難しいでしょう。

借金を減らす方法は「追加返済」だけではない

家計に余裕があるなら、名古屋銀行カードローンでは約定返済以外の任意返済も可能です。専用ローンカードを使ってATMから返済できます。

余裕資金を使って元金を早く減らせれば、その後の利息負担を抑える方向に働きます。

ただし、

貯金10万円

10万円任意返済

生活費不足

5万円再借入れ

となるなら本末転倒です。

追加返済は「返済後も借りずに生活できる金額」の範囲で行うことが重要です。

自力完済できないなら「返済方法」ではなく「借金そのもの」を見直す

ここで初めて債務整理を考えます。

法テラスでは、主な債務整理として、

  • 任意整理
  • 破産手続
  • 個人再生手続
  • 特定調停

の4つを挙げています。

債務整理というと「自己破産」のイメージが強いかもしれませんが、自己破産だけではありません。

現在の返済能力によって検討する方法は変わります。

一定額なら返済できる場合

収入があり、返済条件を見直せば継続して支払える場合には、任意整理を検討することがあります。

任意整理は、裁判所などの公的機関を原則利用せず、債権者との話し合いによって借金を整理する方法です。

法テラスでは、弁護士や認定司法書士などに依頼し、残元金を3~5年程度で分割返済する内容で合意するケースが多いと説明しています。ただし、債権者には話し合いに応じる義務はありません。

したがって、

「任意整理すれば必ず利息がゼロになる」

「必ず毎月の返済額が半分になる」

と断定することはできません。

借金を大きく圧縮すれば返済できる場合

現在の借金総額のままでは返済できないものの、債務を圧縮できれば一定額を返済できる場合には、個人再生が検討されることがあります。

個人再生は、返済総額を少なくした再生計画を作成し、裁判所が認めた計画に従って原則3年間返済することで、残りの対象債務の免除を目指す手続きです。税金や養育費など一部免除されない債務があります。

返済に回せるお金がほとんどない場合

収入から最低限の生活費を差し引くと、借金返済へ回せるお金がほぼ残らないケースです。

この場合には、自己破産を含めて検討することがあります。

自己破産は、債務を払えない状態にある場合に、債務の免除を目的として裁判所で行う手続きです。

ただし、自己破産を申し立てれば無条件ですべての債務が免除されるわけではありません。

どの方法が適しているかは、弁護士・司法書士などへ相談して判断する必要があります。

名古屋銀行だけ返せれば解決するとは限らない

名古屋銀行カードローンの返済に困っている人ほど、名古屋銀行だけを見ないことが重要です。

たとえば、

名古屋銀行 80万円

消費者金融A 50万円

消費者金融B 30万円

リボ払い 40万円

なら、借金総額は200万円です。

名古屋銀行への2万円だけを用意できても、他社返済によって家計が毎月赤字なら問題は残ります。

そこで、

借金総額

毎月返済総額

手取り収入

最低生活費

をすべて書き出してください。

名古屋市消費生活センターも、借金のために借金を重ねる多重債務者の生活再建を図る方法として、特定調停・任意整理・個人再生・自己破産という4つの債務整理を案内しています。

「まだ延滞していない」段階で相談してもいい

ここも誤解しやすいポイントです。

債務整理について相談するのは、

「3か月延滞してから」

「督促が来てから」

「もうどこからも借りられなくなってから」

である必要はありません。

むしろ、

返済のために借金している

返済すると生活費がなくなる

毎月借入残高が増えている

収入だけでは完済できない

という状態なら、延滞前でも相談する意味があります。

法テラスも、借金返済に無理がある状況では早急な債務整理が必要になると案内しています。

最後に「35日後」と「3年後」の両方を見る

名古屋銀行カードローンの返済に困っているなら、2つの日付を考えてください。

ひとつは、

次の返済期日。

もうひとつは、

3年後。

次回返済を乗り切ることはもちろん重要です。

しかし、そのために別のカードローンから借りて、3年後の借金が増えているのであれば根本解決にはなりません。

反対に、次の35日間で家計を見直し、新しい借入れを止め、借入残高を継続的に減らせる状態を作れれば完済へ近づきます。

まとめ|名古屋銀行カードローンが返せないなら「35日間の使い方」を変える

名古屋銀行カードローンは、一般的な「毎月10日」などの固定日返済とは異なります。

初回は初回借入日の翌日から35日目、2回目以降は前回約定返済日の翌日から35日目が返済期日です。また、返済期日前に最低返済金額以上を返済すると、その翌日から35日目が次回返済期日になります。追加借入れをしても返済期日は延長されません。

この35日間を、

「次の返済資金をどこから借りるか考える期間」

にしてはいけません。

代わりに、

現在の借金総額を確認する。

毎月の返済総額を出す。

最低生活費を計算する。

返済後に借り直していないか確認する。

3年後までに完済できるか試算する。

という期間に使いましょう。

返済のために新たな借金を重ねる状態について、法テラスは早急な債務整理が必要になると案内しています。債務整理には任意整理・個人再生・自己破産・特定調停など複数の方法があり、適した方法は収入・支出・借金総額などによって異なります。

名古屋銀行カードローンを含む借金を現在の収入だけでは完済できそうにないなら、返済のために別の借入先を増やす前に、弁護士・司法書士などへ相談し、債務整理を含めた解決方法を確認することを検討しましょう。

次の35日を乗り切るだけではなく、その35日を繰り返すたびに借金が確実に減っているかを見ることが重要です。

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