メルペイスマート払いを使いすぎてしまい、「支払期限までに払えない」「今月はお金が足りない」と困っている人もいるでしょう。メルカリや街のお店で手軽に利用できる一方、あとから請求されるため、利用額が想定以上に大きくなることもあります。
現在、メルカリの公式案内では「メルペイのクレジット」「あと払い」などの名称が使われていますが、以前から「メルペイスマート払い」と呼ばれてきたサービスを検索している人も多いため、本記事では分かりやすくメルペイスマート払いと表記します。
支払期限を過ぎるとメルペイのクレジットが利用できなくなり、遅延損害金が発生するほか、延滞状況によっては信用情報にも影響する可能性があります。メルペイ公式も、延滞によってメルペイやメルカリの利用制限、遅延損害金、信用情報への影響が生じる可能性を案内しています。
特に、メルペイスマート払いを支払うために消費者金融や別のクレジットカードから借りている場合は注意が必要です。単なる支払い忘れではなく、借金全体の返済が難しくなっている可能性があります。
すでにメルペイだけでなく、クレジットカードやカードローンなど複数の返済に困っているなら、滞納が長期化する前に専門家へ相談することも検討しましょう。
この記事では、メルペイスマート払いが払えないとどうなるのか、滞納した場合の影響、支払いが間に合わないときの対処法、さらに自力で返済できない場合に検討できる債務整理について詳しく解説します。
メルペイスマート払いが払えないとどうなる?
メルペイのクレジット利用分の支払期日は毎月末日です。
支払期限までに支払いが確認できなかった場合、単に「翌月まとめて支払えばいい」というわけではありません。
メルペイ公式では、支払い期日の翌日時点からメルペイのクレジットを利用できなくなると案内しています。定額払いや分割払いも対象です。
さらに延滞が続いた場合には、メルペイのクレジット以外の決済やメルカリでの購入についても制限される可能性があります。公式案内では、支払い期日の翌月11日になると、メルペイのクレジット以外の決済やメルカリでの購入ができなくなるとされています。
普段からメルカリで買い物をしている人や、街のお店でメルペイを利用している人にとっては大きな影響があります。
また、支払いが遅れると遅延損害金も発生します。
メルペイ公式によると、メルペイのクレジット利用分を支払期限までに支払えなかった場合、延滞した利用分に対して年率14.6%を日割り計算した遅延損害金が発生します。
したがって、「来月お金ができたら払えばいい」と考えて放置するのは避けましょう。
今月だけ一時的にお金が足りない場合でも、支払期限を過ぎることが分かっているなら早めに対応することが大切です。
一時的に返済できないケースについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
👉️今月だけ借金を返せない場合はどうすればいい?延滞前後の対処法|信用情報・督促・相談先まで徹底解説
メルペイスマート払いを滞納した場合に起こること
メルペイスマート払いを滞納すると、支払いが遅れた日数や状況に応じてさまざまな影響が出る可能性があります。
ただし、「○日滞納したら必ず裁判になる」といった一律の流れではありません。
利用状況や延滞期間などによって対応は異なるため、以下は一般的に考えられる影響として理解してください。
支払期日の翌日からメルペイのクレジットが使えなくなる
メルペイ公式では、支払い期日の翌日時点でメルペイのクレジットが利用できなくなるとしています。
定額払い、分割払いを含めて利用できなくなるため、「支払いが遅れているけれど、さらにメルペイを使って翌月までしのぐ」といったことは難しくなります。
また、延滞を解消したとしても、以前とまったく同じ利用条件へ戻るとは限りません。
公式案内では、延滞後に支払っても利用限度額が下がるなどの影響が出る場合があるとされています。
そのため、メルペイを日常的な支払い手段として利用している人は特に注意しましょう。
延滞が続くとメルカリの購入なども制限される
メルペイスマート払いを長く滞納すると、メルペイのクレジットだけではなく、メルペイやメルカリの他の機能にも影響する可能性があります。
メルペイ公式では、支払期日の翌月11日にメルペイのクレジット以外の決済やメルカリでの購入も利用できなくなると案内しています。
メルカリで商品を販売している場合でも、「売上金があるから延滞しても問題ない」と自己判断するのは避けてください。
実際の支払状況をアプリで確認し、未払いがある場合は正式な支払い手続きを行う必要があります。
遅延損害金が加算される
支払期限を過ぎると遅延損害金が発生します。
メルペイのクレジットの場合、公式案内では年率14.6%を日割り計算して請求するとされています。
例えば利用残高が数万円程度で数日の遅れなら、遅延損害金だけで非常に大きな金額になるわけではありません。
しかし、問題なのは遅延損害金だけではありません。
支払えない状態が続けば、利用制限や信用情報への影響など、ほかの問題も発生する可能性があります。
「遅延損害金が数百円程度ならまだ大丈夫」と考えるのではなく、支払えなくなった原因そのものを確認することが重要です。
信用情報に影響する可能性がある
メルペイ公式は、支払いを延滞したり、延滞状態が継続した場合には、法律に基づいて指定信用情報機関へ延滞情報が連携されることがあると案内しています。
信用情報は、クレジットカードやローンなどの審査で利用される情報です。
延滞などの情報が登録されると、将来的に新しいクレジットカードを作ったり、カードローンや自動車ローンなどへ申し込んだりする際に影響する可能性があります。
ただし、「1日遅れた瞬間にすべてのローンへ永久に通らなくなる」といったものではありません。
どのような情報が登録されるか、また審査へどの程度影響するかは状況によって異なります。
自分の信用情報がどうなっているのか不安な場合は、信用情報機関へ開示請求する方法があります。
👉️自分がブラックリストか確認する方法|CIC・JICC・KSCの開示手続きをわかりやすく解説
メルペイスマート払いが払えないときにまずやるべきこと
メルペイスマート払いを支払えないことが分かったら、放置するのではなく現在の状況を確認しましょう。
まず確認したいのは、「支払期限前なのか」「すでに期限を過ぎているのか」です。
支払期限前であれば、まだ利用方法を調整できる場合があります。
メルペイ公式では、購入日の翌月末前日までであれば、一括払いから定額払いや分割払いへ変更できる場合があると案内しています。ただし利用には申し込みや審査があり、所定の手数料もかかります。自動引落しを設定している場合には、引き落とし予定日の前日までに変更が必要です。
一方、すでに支払期限を過ぎている場合は、アプリに表示されている支払い方法や案内を確認してください。
「友人から聞いた方法」「以前使えた方法」ではなく、現在の自分のアカウントに表示されている案内に従うことが重要です。
そして最も重要なのは、支払うための資金があるかどうかです。
単純に支払いを忘れていただけで、銀行口座などに十分なお金があるのであれば、速やかに未払いを解消すればよいでしょう。
しかし、「支払い方法は分かっているけれどお金がない」という状態なら、問題は支払い手続きではありません。
家計や借金全体を見直す必要があります。
メルペイスマート払いを定額払いにすれば解決する?
一括払いが難しい場合、定額払いへ変更することで毎月の負担を小さくできることがあります。
そのため、「今月払えないなら全部定額払いにすればいい」と考える人もいるでしょう。
しかし、定額払いは借金そのものが消える仕組みではありません。
支払いを複数回に分けることで毎月の負担を抑える代わりに、所定の手数料がかかります。
特に注意したいのは、定額払いを利用しながら新しい買い物を続けるケースです。
例えば残高が10万円あり、毎月少しずつ支払っていても、その間に新たに2万円、3万円とメルペイを利用すれば残高がなかなか減りません。
「毎月払っているのに残高が減らない」という状態になる可能性があります。
一時的な資金不足を乗り切るために支払い方法を変更することと、長期的な返済問題を解決することは別です。
定額払いへ変更した後も家計に余裕がなく、メルペイやほかのカードを使わなければ生活できない状態なら、借金全体を見直した方がよいでしょう。
すでにリボ払いなどの返済にも困っている場合は、次の記事も参考にしてください。
👉️リボ払いが払えないとどうなる?カード停止・一括請求への対処法をわかりやすく解説
メルペイスマート払いを払うために借金するのは危険
メルペイスマート払いの請求額が5万円なのに手元に2万円しかない場合、「足りない3万円を消費者金融から借りれば払える」と考えるかもしれません。
確かに3万円を借りれば、メルペイの支払いは一時的に済ませられます。
しかし、借金全体で考えると問題は解決していません。
メルペイに対する3万円の支払いが、消費者金融に対する3万円の借金へ移っただけだからです。
さらに消費者金融から借りれば、翌月以降は元金だけでなく利息も含めて返済しなければなりません。
翌月にもメルペイの請求があり、消費者金融への返済も重なれば、今月より負担が大きくなります。
そこで別のカードローンから借りるようになると、自転車操業に陥る可能性があります。
例えば、
メルペイを払うためにアコムから借りる。アコムを返すために別の消費者金融から借りる。生活費が足りなくなり再び後払いを使う。
こうした状態になると、各社の支払日には間に合っていても借金総額は増え続けます。
すでに返済のために別の会社から借りている場合は、以下の記事も確認してください。
👉️借金返済のために借金を繰り返している人へ|自転車操業から抜け出す方法と相談先
メルペイスマート払いを滞納したら督促は来る?
未払いを放置すれば、支払いに関する案内や督促を受ける可能性があります。
メルペイのサービスによって対応は異なりますが、少なくとも「連絡を無視していれば請求がなくなる」ということはありません。
メルペイスマートマネーについては、長期間返済できない場合、電話や書面で返済の案内をする場合や、債権回収を第三者へ委託する可能性があることを公式に案内しています。
メルペイスマート払いとメルペイスマートマネーは異なるサービスなので、両者の条件を混同してはいけません。
ただし、どの債務でも未払いを放置することが解決策にならない点は同じです。
支払いに関する連絡を受けたら内容を確認し、自分が支払える状態なのか、すでに返済が困難なのかを整理しましょう。
払えないからといって督促をすべて無視すると、状況を把握できなくなり、問題がさらに大きくなる可能性があります。
👉️借金を滞納して電話に出ないとどうなる?督促を無視するリスクと正しい対処法
メルペイスマート払いだけ払えない場合と複数の借金がある場合では違う
メルペイスマート払いが払えない場合、まず確認したいのがほかの借金です。
メルペイだけで数万円の支払いがあり、次の給料ですぐに支払えて、その後は通常の家計へ戻れるのであれば、一時的な資金不足である可能性があります。
一方、メルペイだけでなく楽天カード、PayPayカード、消費者金融、カードローン、ほかの後払いサービスなども利用している場合は注意が必要です。
例えば、毎月の支払いが、
メルペイ2万円、クレジットカード3万円、カードローン2万円、消費者金融2万円となっていれば、合計9万円です。
手取り20万円の人が毎月9万円を返済し、さらに家賃や食費、水道光熱費、通信費を支払うのであれば、生活費が足りなくなる可能性があります。
その不足分をまた後払いやクレジットカードで補えば、借金残高は減りません。
「メルペイは2万円だから大したことはない」と一社だけを見るのではなく、すべての債務を合計してください。
特に、複数社へ毎月返済しているにもかかわらず借金総額が減っていない場合は注意が必要です。
メルペイスマート払いが払えないときに債務整理を検討する目安
メルペイスマート払いを一度支払えなかったからといって、必ず債務整理が必要になるわけではありません。
今月だけ一時的に資金が不足していて、すぐに支払えるのであれば、まず支払いを済ませることが優先です。
一方で、以下のような状態なら債務整理を含めた解決策を検討する余地があります。
メルペイの支払いをするために消費者金融から借りている、複数のクレジットカードやカードローンを利用している、返済すると家賃や食費を払えない、後払いを使わなければ生活できない、毎月返済しているのに借金総額が増えている、すでに複数社で滞納が始まっている、といった状態です。
重要なのは「借金が何万円あるか」だけではありません。
同じ50万円の借金でも、収入や生活費によって返済可能性は大きく異なります。
判断基準にしたいのは、現在の収入から生活に必要なお金を差し引いた後、無理なく返済を続けながら借金残高を減らせるかどうかです。
返済資金を新しい借金で作っているなら、すでに自力返済が難しくなっている可能性があります。
「自分は債務整理をするほどではない」と決めつける前に、現在の債務額や収入からどのような方法が考えられるのか、専門家へ相談してみることもできます。
メルペイスマート払いは任意整理できる?
メルペイのクレジット利用分についても、状況によっては任意整理の対象として検討できます。
任意整理とは、弁護士などが債権者と交渉し、将来利息などの負担軽減や返済条件の見直しを目指す債務整理の方法です。
裁判所を原則として利用せず、債権者と個別に交渉する点が特徴です。
ただし、任意整理をすれば元金が必ず減るわけではありません。
どのような条件で合意できるかは、債務額や利用状況、債権者の対応などによって異なります。
また、任意整理を行った場合には信用情報への影響も考える必要があります。
メルペイだけを任意整理すればすべて解決するとも限りません。
楽天カード、PayPayカード、消費者金融、銀行カードローンなど複数の債務があるなら、それぞれの残高や返済額を整理したうえで、どの債務をどのように処理するのか判断する必要があります。
そのため、「メルペイが5万円だから任意整理する」と金額だけで決めるのではなく、借金全体で判断することが重要です。
任意整理で返済できない場合は個人再生や自己破産も検討する
債務整理には任意整理だけでなく、個人再生や自己破産もあります。
任意整理は、返済条件を見直すことで今後も元金を継続して返済できる人に適する場合があります。
しかし、借金総額が大きく、利息や手数料の負担を軽減しても元金を返済する余力がない場合は、任意整理だけでは解決が難しいことがあります。
その場合は個人再生が選択肢になることがあります。
個人再生は裁判所を通じて行う手続きで、法律上の要件を満たして再生計画が認可されれば、債務を一定程度減額したうえで返済していくことを目指します。
さらに、収入や財産の状況から借金の返済そのものが困難な場合には、自己破産を検討するケースもあります。
自己破産では、裁判所から免責許可を受けることによって、税金などの非免責債権を除き、原則として借金の支払義務の免除を目指します。
もちろん自己破産にも財産への影響などの注意点があります。
どの手続きが適しているのかは、メルペイの利用残高だけでは判断できません。
借金総額、収入、資産、毎月の生活費、住宅や車の有無などを踏まえて検討する必要があります。
メルペイスマート払いが払えないときにやってはいけないこと
支払日が迫っていると焦ってしまいますが、返済に困っているときほど危険な方法に手を出さないことが重要です。
まず、未払いを放置して連絡をすべて無視するのは避けましょう。
次に、返済するためだけに別の借金を繰り返すことにも注意が必要です。
一度だけ数万円借りて解決できるように見えても、翌月には新しい借金の返済が追加されます。
また、SNSなどで「審査なし」「ブラックでも即日融資」などと勧誘する違法業者や個人間融資を利用することも避けてください。
クレジットカードのショッピング枠を利用した現金化なども、根本的に借金を減らす方法ではありません。
目の前の支払日に間に合わせることよりも、翌月以降に借金残高を減らせる方法なのかを考えることが重要です。
メルペイスマート払いが払えないなら早めに借金全体を見直そう
メルペイスマート払いを支払えない場合、まず現在の請求額と支払期限を確認しましょう。
単なる支払い忘れで、支払えるお金があるなら速やかに支払うことが基本です。
支払期限前であれば、条件を満たせば一括払いから定額払いや分割払いへ変更できる場合があります。ただし、利用には申し込みが必要で、手数料も発生します。
支払いを延滞すると、メルペイのクレジットが利用できなくなり、延滞が続けばメルカリでの購入などにも制限がかかる可能性があります。また、年率14.6%の遅延損害金が発生し、延滞状況によっては信用情報への影響も考えられます。
しかし、本当に注意したいのはメルペイだけではありません。
メルペイを支払うために消費者金融から借りている、複数のクレジットカードをリボ払いにしている、返済すると生活費が残らない、ほかの後払いサービスでも滞納しているという場合は、すでに借金全体を見直す必要がある可能性があります。
その状態で新しい借金を増やしても、問題を翌月へ先送りするだけになりかねません。
任意整理によって返済条件の見直しを検討できる場合もあれば、借金額や返済能力によっては個人再生や自己破産が適しているケースもあります。
どの方法が適しているかは一人ひとり異なります。
メルペイスマート払いを払えない状態が一時的なものではなく、来月以降も返済できる見込みがないのであれば、滞納や借金がさらに増える前に専門家へ相談することを検討しましょう。









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